2007年08月27日
フィンガーランプの製作
今回は僕のベースギターの必需品である「フィンガーランプ」の制作方法を紹介したいと思います。
まずフィンガーランプについてですが、下の写真をご覧ください。

このようにピックアップの位置に弦から約2mmくらいの距離に板(ランプ)を装着します。何が変わるのかというと、まずこのランプは指置きにもなりますので、ベースを持ち替えた際に指を置く場所が変わってしまうことを改善できます。またピッキングが不必要に深く入らない為に、非常に運指が楽になります。海外のベースプレイヤーから火がついたパーツですが、ゲイリー・ウィリスという方が元祖的存在です。
他にはマシュー・ギャリソン氏、リチャード・ボナ氏をはじめとしたトップベーシストが愛用していることで、最近は日本国内でも人気が出てきました。
まだハイエンドベース用という間違った認識もありますので、ここでは色々なベースへの装着例と製作方法を紹介します。
さて、はじめに様々なベースへの装着例を紹介します。著作権の関係で自己所有機のみの紹介となります。

これは僕が管理人をしているmixにのコミュニティ「アイ・ラブ・フィンガーランプ」のトップ画像にしているランプ。
これはゲイリー・ウィリス・モデルのランプを大幅に改造を施したもの。ゲイリーモデルのデフォルトのランプはピックアップと同じ幅であり、一弦側のスペースが少なかったことから。幅を広げ、リアにも拡張させています。表面はカッティングシートをドライヤーで暖めながら伸ばして張るテクニックを使っており、プラスチックのような質感が得られます。また指が滑りやすくお勧めです。

これはフェンダーのムスタング・ベースを改造したものにつけたランプです。このランプはエボニー材で出来ており、上記のベースと同様にネジによって高さを可変で切るようにしています。ランプとボディの間にはゴム製のブッシュをかませており、ゴムの収縮でランプを固定しています。微妙な隙間調整が可能ですが、ボディに穴が開く為に現在はこの方法は殆ど使いません。

ランプと弦の距離を参考にしてください。このベースはロック仕様なので比較的隙間多めです。

次はジャズベーススタイルのツーピックアップの間に付けた例です。このランプもエボニー材を使っています。

このベースは標準的な弦との隙間だと思います。ちなみに僕はピックアップ自体もかなり上まであげますので、このようなポールピースが露出しているタイプのピックアップの場合は写真のようにプラスチックから飛び出さないように調整しています。

次にダブルネックベースです。このベースの雰囲気に合わせてプラ板を使っています。プラ板の利点はピックアップに似た質感が出せる事ですが、ランプを指板のアールに合わせて湾曲させることがほぼ不可能なので、指板のアールが緩いタイプのベースのみにお勧めです。プラ板の下に板をエポキシ系のボンドで貼付けています。

このベースでの弦とのスペースはかなり狭いです。このようなタイプのベースはガッツを込めて弾くようなものではないので、弾きやすさを重視しています。

これはメインベースのベナベンテのランプです。唯一工房に作ってもらったものです。理由はトップ材と合わせたかった為です。ただ出荷時の高さの設定とかは好みではなかったので、結果的に高さ調整は自分でしています。このランプもベースに合わせてアールが殆どありません。このベースの指板はかなりフラットなので、これで大丈夫です。
さて、次は制作方法を簡単に紹介しましょう。

まず材を購入します。お勧めは無塗装で使えるエボニーです。エボニーの板は東急ハンズなどでハガキとして使える板というのが売っています。これがサイズや厚み的にも都合が良いです。
なぜエボニーかというと、それ以外の板だと奇麗に磨いても木目が毛羽だってしまうことが多いですので塗装を必要とします。塗装をするのでしたら、何でも良いですが、そのままで使うのにはエボニーか若しくはローズが良いです。指板材と揃えるとルックスも良いです。
材を買ったら、ピックアップのネジ部の逃げ等を考慮して板に下書きします。多くの場合はエボニーの板にもう一枚板を貼付けて大まかな厚み調整をしますが、このケースの場合はピックガードの逃げを作る為に二枚の板の接着は後回しにしています。場合によっては先にエポキシ系のボンドで張り付けしておいてカットすることもあります。

このように場合によってはピックガードの逃げを作ってください。

ランプにアールを着ける場合は大抵は紙ヤスリで時間を掛けて削れば何とかなりますが、私は慣れて来たので、かんなで大まかにアールを付けてやり、その後紙ヤスリで仕上げていきます。

この後、目の細かい紙ヤスリで仕上げていき、指板用のレモンオイルを塗っておけばランプは完成。

ボディへの張り付けは両面テープでOK。剥がしたときに残骸が残らないタイプを買ってください。100均のでも大丈夫です。いきなり貼付けず、4弦と1弦の隙間を見て両面テープの重ねばりで隙間調整してください。

隙間はこれくらいでOKです。
駆け足で説明しましたが、分かって頂けましたでしょうか。製作自体は非常に簡単です。多く受ける弦との隙間ですが、大体2mmと説明はしていますが、出来たらここの写真を参考にしてみてください。
後はランプを付けていても、ベース自体の弦高が高ければ、あまり意味ないです。ランプを着けるプレイヤーは大抵ローテクション・セッティングですので、弦高調整に自信の無い方はまずは信頼のおけるリペアショップで超ローアクションしてしてもらってください。
質問ありましたら遠慮なく。
まずフィンガーランプについてですが、下の写真をご覧ください。

このようにピックアップの位置に弦から約2mmくらいの距離に板(ランプ)を装着します。何が変わるのかというと、まずこのランプは指置きにもなりますので、ベースを持ち替えた際に指を置く場所が変わってしまうことを改善できます。またピッキングが不必要に深く入らない為に、非常に運指が楽になります。海外のベースプレイヤーから火がついたパーツですが、ゲイリー・ウィリスという方が元祖的存在です。
他にはマシュー・ギャリソン氏、リチャード・ボナ氏をはじめとしたトップベーシストが愛用していることで、最近は日本国内でも人気が出てきました。
まだハイエンドベース用という間違った認識もありますので、ここでは色々なベースへの装着例と製作方法を紹介します。
さて、はじめに様々なベースへの装着例を紹介します。著作権の関係で自己所有機のみの紹介となります。

これは僕が管理人をしているmixにのコミュニティ「アイ・ラブ・フィンガーランプ」のトップ画像にしているランプ。
これはゲイリー・ウィリス・モデルのランプを大幅に改造を施したもの。ゲイリーモデルのデフォルトのランプはピックアップと同じ幅であり、一弦側のスペースが少なかったことから。幅を広げ、リアにも拡張させています。表面はカッティングシートをドライヤーで暖めながら伸ばして張るテクニックを使っており、プラスチックのような質感が得られます。また指が滑りやすくお勧めです。

これはフェンダーのムスタング・ベースを改造したものにつけたランプです。このランプはエボニー材で出来ており、上記のベースと同様にネジによって高さを可変で切るようにしています。ランプとボディの間にはゴム製のブッシュをかませており、ゴムの収縮でランプを固定しています。微妙な隙間調整が可能ですが、ボディに穴が開く為に現在はこの方法は殆ど使いません。

ランプと弦の距離を参考にしてください。このベースはロック仕様なので比較的隙間多めです。

次はジャズベーススタイルのツーピックアップの間に付けた例です。このランプもエボニー材を使っています。

このベースは標準的な弦との隙間だと思います。ちなみに僕はピックアップ自体もかなり上まであげますので、このようなポールピースが露出しているタイプのピックアップの場合は写真のようにプラスチックから飛び出さないように調整しています。

次にダブルネックベースです。このベースの雰囲気に合わせてプラ板を使っています。プラ板の利点はピックアップに似た質感が出せる事ですが、ランプを指板のアールに合わせて湾曲させることがほぼ不可能なので、指板のアールが緩いタイプのベースのみにお勧めです。プラ板の下に板をエポキシ系のボンドで貼付けています。

このベースでの弦とのスペースはかなり狭いです。このようなタイプのベースはガッツを込めて弾くようなものではないので、弾きやすさを重視しています。

これはメインベースのベナベンテのランプです。唯一工房に作ってもらったものです。理由はトップ材と合わせたかった為です。ただ出荷時の高さの設定とかは好みではなかったので、結果的に高さ調整は自分でしています。このランプもベースに合わせてアールが殆どありません。このベースの指板はかなりフラットなので、これで大丈夫です。
さて、次は制作方法を簡単に紹介しましょう。

まず材を購入します。お勧めは無塗装で使えるエボニーです。エボニーの板は東急ハンズなどでハガキとして使える板というのが売っています。これがサイズや厚み的にも都合が良いです。
なぜエボニーかというと、それ以外の板だと奇麗に磨いても木目が毛羽だってしまうことが多いですので塗装を必要とします。塗装をするのでしたら、何でも良いですが、そのままで使うのにはエボニーか若しくはローズが良いです。指板材と揃えるとルックスも良いです。
材を買ったら、ピックアップのネジ部の逃げ等を考慮して板に下書きします。多くの場合はエボニーの板にもう一枚板を貼付けて大まかな厚み調整をしますが、このケースの場合はピックガードの逃げを作る為に二枚の板の接着は後回しにしています。場合によっては先にエポキシ系のボンドで張り付けしておいてカットすることもあります。

このように場合によってはピックガードの逃げを作ってください。

ランプにアールを着ける場合は大抵は紙ヤスリで時間を掛けて削れば何とかなりますが、私は慣れて来たので、かんなで大まかにアールを付けてやり、その後紙ヤスリで仕上げていきます。

この後、目の細かい紙ヤスリで仕上げていき、指板用のレモンオイルを塗っておけばランプは完成。

ボディへの張り付けは両面テープでOK。剥がしたときに残骸が残らないタイプを買ってください。100均のでも大丈夫です。いきなり貼付けず、4弦と1弦の隙間を見て両面テープの重ねばりで隙間調整してください。

隙間はこれくらいでOKです。
駆け足で説明しましたが、分かって頂けましたでしょうか。製作自体は非常に簡単です。多く受ける弦との隙間ですが、大体2mmと説明はしていますが、出来たらここの写真を参考にしてみてください。
後はランプを付けていても、ベース自体の弦高が高ければ、あまり意味ないです。ランプを着けるプレイヤーは大抵ローテクション・セッティングですので、弦高調整に自信の無い方はまずは信頼のおけるリペアショップで超ローアクションしてしてもらってください。
質問ありましたら遠慮なく。
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